【目次】
今回はさくっと終わらせるぞー
「diye」は「引用文」のあとに置く
「彼は元気ですか」と尋ねた。
「彼は元気ですよ」と答えた。
のように
日常会話でも「引用文」を使いますよね。
自分が以前にした会話のことだったり、
人が話していた内容のことを
「引用」して話します。
で、
今回はその「引用文」の直後に置かれる
「〜と」にあたる単語です。
それが
「diye」です。
「母音調和」もありません、常にこの形です。
例文いきましょう
例文〜
ex)
・(私は)「彼は元気か」と尋ねた。
*Nasıl(どのような) sor-mak(尋ねる)
➡︎”O Nasıl” diye sordum.
トルコ語で「引用文」は
”〜〜” のように引用符で囲ってください。
「引用文」の直後に「diye」が置かれていますね。
・彼の母は「彼は元気ですよ」と答えた。
*anne(母) iyi(良い) cevap ver-mek(答える)
➡︎Annesi ”O iyi ” diye cevap verdi.
上の二つの例文に出てきた動詞以外で、
「diye」と一緒に使われることが多い動詞は
「duy-mak」(聞く)
「düşün-mek」(考える)
「söyle-mek」(言う)
「anlat-mak」(説明する)
とかがあるらしいので、
耳にする機会も多いかもしれませんね。
、、、
あと、ひとつ注意すべき動詞は
「de-mek」(〜と言う)
です。
ex)
・「彼は元気です」と言った。
➡︎”O iyi” dedi.
このように
「de-」の動詞の前に「diye」は置かれません。
「diye」がなくても「〜と」という意味が含まれます。
そもそも「diye」は
「de-mek」が「副動詞」になったものなので、
連続して使うことはないんでしょうね。
うーん例外として覚えておこう
「引用文」を使わなくても「diye」
また、
「diye」の前にくるのは「引用文」だけではありません。
発言はされてなくても心の中で思っていた
意図や目的を表すような
「〜と思って」みたいな表現にも
「diye」を使います。
ex)
・(私は)あなたに会おうと思ってここに来ました。
*görüş-mek(会う) bura(ここ) gel-mek(来る)
➡︎Seni görüşeyim diye buraya geldim.
(「görüş-」に提案系「-eyim」が付いてますね。
なので「görüşeyim」で「会おう」です。)
「思う」にあたる動詞はありませんが、
「diye」を付ければ
「〜と思って」という意味になります。
実際に言葉にして発言はしてないけど、
自分の心の中にあった意図を表現していますね。
便利ですねー。
こんな感じかな!
いろんな場面で使えそうな「diye」だね〜
以上っ!