1からトルコ語学んでみた

これから英語ですか?

条件の付属語(〜ならば) ①

 

 

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【目次】

 

 

 

 

 

条件の付属語(〜ならば)とは?

 

 

「私が学生ならばもっと旅行できるのに」

 

「お金がなければ何も買えませんよ」

 

 

のように

 

 

文の述語に付いて、

 

 

「〜ならば」という

 

 

「条件」の表現をするには

 

 

「条件の付属語」を使います。

 

 

 

文の述語というわけで、

 

 

「条件の付属語」

 

 

付属語なので、

 

 

名詞でも形容詞でも動詞の活用形でも

 

何にでも付くことができます。

 

 

 

 

表はこちら⬇︎ 

 

 

◆条件の付属語

 
e,i,ö,ü
a,ı,o,u
-母音
-yse
-ysa
-子音
-se
-sa

 

 

 

 

述語が「子音」で終わっていたら、

 

 

「-se/-sa」を付ける!

 

 

 

述語が「母音」で終わっていたら、

 

 

間に「-y」を挟んで、

 

 

「-yse/-ysa」を付ける! 

 

 

 

これだけ!

 

 

 

動詞の「仮定形」と形は同じだけど、

 

付属語のほうだけ、

 

母音に付くときに「y」を挟むのに注意しようー。

 

 

 

 

あと、

 

 

主語が「一人称」「二人称」だったら

 

 

「人称接尾辞」を付けます!

 

 

動詞の仮定形と同じだね。

 

 

 

 

例文!

 

 

ex)

・(私が)学生ならばもっと旅行できるのに。

*öğrenci(学生) daha fazla(もっと) seyahat et-mek(旅行する)

 

 

➡︎Öğrenciysem daha fazla seyahat edebilirim

 

 

 

(「私が学生ならば〜」の述語は「学生」ですね。

 

 

「Öğrenci」は「母音」で終わっているので、

 

条件の付属語「-yse」が付きます。

 

 

で、人称接尾辞「m」が付きますよー。)

 

 

 

 

・(君たちは)お金がなければ何も買えませんよ

*para(お金)hiç bir şey(何も) al-mak(買う)

 

 

 

➡︎Para yoksa hiç bir şey alamazsınız.

 

 

 

(「〜がある/ない」は「var/yok」でしたね。

 

なので、「yok」に「-sa」が付いてます。)

 

 

 

(「al-」に、

 

不可能語幹「-ama」

 

中立形の否定「-maz」が付いて、

 

「-amaz」が付きます。

 

 

で、主語は「二人称・複数」なので

 

人称の付属語「-sınız」が付きますよー。)

 

 

 

(「不可能語幹」って忘れやすいからこちらで復習⬇︎)

kenthashi.hatenablog.com

 

 

 

 

・明日雨が降ったら、試合は行われない

*yarın(明日) yağmur(雨) yağ-mak(降る) 

 maç(試合) yap-mak(行う)

 

 

 

➡︎Yarın yağmur yağarsa maç yapılmayacak.

 

 

 

(「yağ-」に「中立形」の「-ar」が付いて、

 

そこに「条件の付属語」の「-sa」が付いてます。)

 

 

(「yap-」に受け身語幹「-ıl」に

 

未来形の否定「-mayacak」が付いてますね。)

 

 

 

、、、

 

 

ここで気づいたのですが、

 

 

 

動詞の語幹「yağ-」にそのまま「-sa」を付けたら、

 

 

動詞の仮定形になりますね。

 

 

しかし、

 

この例文では「中立形」の「-ar」を間に差し込んでいます。

 

 

これ何か意味があるのか?

 

と思って調べてたら、

 

 

「yağsa」と「yağarsa」には

 

 

若干ニュアンスの違いがあるみたいです!

 

 

まず、

 

 

動詞の仮定形である

 

「yağsa」

 

 

「雨が降ったら試合が中止される」といった結果よりも

 

「雨が降ってくれれば遊びに行ける」のように

 

物事が起きてほしい、または起きて欲しくないという

 

気持ちや意思が表現されるみたいです。

 

 

 

一方、

 

 

「中立形」+「条件の付属語」である

 

「yağarsa」は

 

 

「雨が降ったら→試合が中止される」のように

 

物事の因果関係を表現するようです。

 

話し手の気持ちや意思とかではなく

 

物事を客観的に、事実的に話している感じでしょうか。

 

 

 

、、、

 

 

まとめると

 

 

動詞の仮定形」は

 

 

「気持ち」「意思」

 

 

動詞の中立形+条件の付属語」は

 

 

「因果関係」

 

 

を表現するという違いがあります!

 

 

、、、

 

こんな使い分けが本当に必要かは知らないけど

 

一応ね、触れておきました。

 

 

今知ったんで、もしかしたら二つ前「仮定形①」の例文とかで

 

「中立形」を使うべき例文があるかもしれないけど、、、

 

 

まあ気にしないでおこう。笑

 

 

 

 

・クミがそこ来たならば、私も行きたかった

*ora(そこ) gel-mek(来る) git-mek(行く)

 

 

➡︎Kumi oraya geldiyse ben de gitmek istedim.

 

 

 

(「gel-」に過去形「-di」が付き、

 

条件の付属語「-yse」が付きます。)

 

 

、、、

 

 

一つ前の「仮定形②」の記事でやった

 

「仮定形」+「過去の付属語」と形は似ているけど、

 

意味は真逆だね。

 

 

あっちの文は実際に起こったことに反する「仮定」を表現していて、

 

 

こっちの文では実際に起こったことを表現してます。

 

見比べてみると面白いかもねー

 

 

 

長くなってしまった、、!

 

 

 

以上っ!