【目次】
形動詞編が続きまーす
形動詞の名詞化?!
これまで4回に渡って、
「〜する/した〇〇」
「〜する予定の〇〇」
という表現を学んできました。
実は、
「〇〇」にあたる、
「修飾される名詞」を省略して、
「形動詞」がまるで
「名詞」のような働きをすることができます。
つまり、
形動詞だけで
「〜する人」「〜したもの」「〜する予定の人」
のような文が作れるんです。
形動詞だけで表現できる名詞は
「人」や「もの」「こと」です。
逆に、
「修飾される名詞」が「国」とか「仕事」とかの
「普通名詞」は省略されないってことだね。
そして、
前回までと同じように、
「意味上の主語」が別にある場合には、
「形動詞」には「所属人称接尾辞」が付きますよー。
あと、
形動詞が表す「人・もの」が「複数」を指す場合には、
「-ler/-lar」を付けます。
例文で確認した方がわかりやすいですね。
例文!
ex)
・あそこに座っている人たちは、私の友達です。
*ora(あそこ) otur-mak(座る) arkadaş(友達)
➡︎Orada oturanlar arkadaşlarım.
(「otur-」に「-an」が付いて、
「形動詞」になっていますね。
ここで、
本来このあとにくる「名詞」が省略されてます。
「-lar」を付けることで、
「修飾される対象」が「複数」であることを表し、
「oturanlar」で
「座っている人たち」という意味になります。)
(「私の友達」も「複数」なので、
「-lar」が付いてますね。)
・ここで(君が)見たものを言いなさい。
*bura(ここ) gör-mek(見る) söyle-mek(言う)
➡︎Burada gördüğünü söyle.
(「gör-」に「-dük」が付いて「形動詞」になる。
所属人称接尾辞「-ün」が付いて、
「あなたが見たもの」になる。
最後に「〜を」の対象格「-ü」が付く。)
・(私が)今後作る予定のものを説明します。
*bundan böyle(今後) yap-mak(作る) anlat-mak(説明する)
➡︎Bundan böyle yapacağımı anlatıyorum.
(「yap-」に「-acak」が付いて、
「作る予定のもの」が完成。
そこに所属人称接尾辞「-ım」が付いて、
「私が作る予定のもの」になります。
最後に、対象格「-ı」が付いて、
「私が作る予定のものを」になりまーす。)
。。。
「現在」「過去」「未来」
3パターンやりましたが、
どうでしょうか?
省略できるものはどんどん省略していって、
自然な会話ができるようになりたいですね〜
以上っ!