【目次】
副動詞も終わったばかりですが、、、
今回からは
「形動詞編」に入ります!
形動詞とは?
「動詞」の形が変化して、
「形容詞」の働きをするようになったものが
「形動詞」です。
「〜する〇〇」のように
「名詞」を修飾するんですね。
前回までに学んだ「副動詞」と同じように
動詞の語幹にいろんな形を付けて、
「形動詞」を作っていきましょうー。
「〜する〇〇/〜した〇〇」の形動詞の形は?
まずは、
「校庭で走っている学生」
「トルコから来た男」
のように
「〜する〇〇」
「〜した〇〇」
(〇〇は「名詞」)
を表現する「形動詞」です。
いつも通り、
日本語で説明するよりも例文見た方が早いね。
その前に表をみましょうー
◆「〜する/〜した〇〇」の形動詞
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e,i,ö,ü
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a,ı,o,u
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-母音
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-yen
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-yan
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-子音
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-en
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-an
|
動詞の語幹が「子音」で終わっていたら、
「-en/-an」を付ける!
動詞の語幹が「母音」で終わっていたら、
間に「y」を挟んで、
「-yen/-yan」を付ける!
シンプルですねー。
さっそく例文を見てみましょう!!!
例文です
ex)
・校庭で走っているあの学生は、私の友達です。
okul bahçesi(校庭) koş-mak(走る)
öğrenci(学生) arkadaş(友達)
➡︎Okul bahçeside koşan o öğrenci arkadaşım.
(「走っている学生」だから、
「koş-」に「-an」が付いて、
「o öğrenci」という名詞を修飾しているね。)
・(私は)3ヶ月前にトルコから来た男と会った。
*üç(3) ay(月) önce(〜前) Türkiye(トルコ)
gel-mek(来る) adam(男) tanış-mak(会う)
➡︎Üç ay önce Türkiye'den gelen adamla tanıştım.
(「gel-」は「子音」で終わっているので、
「-en」が付いて、「形動詞」の形になってますね。
この例文だと「gelen」という単語がなくても、
「起点格」の「-den」で
「〜からの」って意味だから、
「トルコからの男と会った」のように
同じ意味の文が作れそう!)
(「男と会う」の「〜と」は、
「共同格」の「-la」を使ってますよー)
こんな感じで!
いろいろな語幹 + 形動詞
これまでに、
動詞の語幹にいろんな形を付けて、
「否定語幹」「受け身語幹」
「可能語幹」「不可能語幹」
ができることを学んできましたね。
これらの語幹から「形動詞」を作ることも
もちろん可能です。
例文で見てみましょう〜
ex)
・前回出席しなかった学生はいますか?
*geçen sefer(前回) katıl-mak(出席する) öğrenci(学生)
➡︎Geçen sefer katılmayan öğrenciler var mı?
(「katıl-」に、否定語幹「-ma」が付いて、
さらに「-yan」が付いて形動詞のカタチになってます。)
・(私たちは)日本語が話せる人を探しています。
*Japonca(日本語) konuş-mak(話す)
insan(人) ara-mak(探す)
➡︎Japonca konuşabilen insanları arıyoruz.
(「konuş-」に「-abil」が付いて「可能語幹」になり、
そこに「-en」が付いて、形動詞になります。)
いけたかな??
、、、
思ったけど、
今回の形動詞「-(y)en/-(y)an」って
現在でも過去でも同じ形なんだよねー
「先週」とか「前回」とかの単語と一緒に使えば
「過去」の文でも使えるし。
まあ同じ形なので、
「形動詞」がどの時制のことを表しているかは、
「文脈」で判断しろってことです。
あ、でも
「未来」を表す形動詞は他にあるから、
この形動詞では「未来」の文では使えません。
「現在」か「過去」かだけです。
そこだけちょっと注意しとこう
以上っ!