1からトルコ語学んでみた

これから英語ですか?

形動詞 〜△△が〜する〇〇〜 ②

 

 

f:id:kenthashi:20180527130618p:plain

 

 

 

【目次】

 

 

 

 

 

 

形動詞の続きです!

 

 

 

意味上の主語が異なる「〜する〇〇」

 

 

彼が働く企業」

 

私が買った車」

 

 

のように 

 

 

「修飾される名詞」と、

 

 

「意味上の主語」とが異なる

 

 

 

「△△が〜する〇〇」という形動詞を学びましょうー。

 

 

 

上の例文で考えると、

 

 

修飾される名詞」は「企業」です。

 

で、

 

意味上の主語」は「」ですね。

 

 

 

「企業」が働くわけではなく、

 

 

「彼」が働くので、

 

 

意味上の主語は「彼」であることはわかりますね。

 

 

 

一方、

 

 

前回学んだ形動詞では、

 

「校庭で走っている学生」のように

 

 

「修飾される名詞」も「学生」で、

 

「意味上の主語」も同じく「学生」ですね。

 

 

 

 

日本語訳では同じ「〜する」でも、

 

 

トルコ語では、

 

「意味上の主語」が異なっている場合には

 

 

形動詞の形が変わります!!

 

 

 

では、

 

どのような形になるのか?

 

 

表をみましょう!

 

 

 

◆「△△が〜する〇〇」の形動詞

 
e,i,
ö,ü
a,ı
o,u
-母音
-有声子音
-dik
-dük
-dık
-duk
-無声子音
-tik
-tük
-tık
-tuk

 

 

 

 

動詞の語幹が

 

 

「母音」「有声子音」で終わっていたら、

 

 

「-dik/-dük/-dık/-duk」を付ける!

 

 

 

動詞の語幹が

 

 

「無声子音」で終わっていたら、

 

 

「-tik/-tük/-tık/-tuk」を付ける!

 

 

 

「母音調和」もいつも通りです!

 

 

 

意味上の主語には「所属人称接尾辞」

 

 

 

 そして、、、

 

もう一つチェックする点があります。

 

 

 

「彼が働く会社」の

 

 

意味上の主語である「彼」には

 

 

「所有格」を付けます。

 

 

そして、

 

 

形動詞には、

 

 

その意味上の主語に対応する

 

「所属人称接尾辞」を付けます。

 

 

 

つまり

 

「所属」を表す「AのB」の形と同じですね!!

 

 

 

(「AのB」に関しては、

 

「所有の格助詞」シリーズを三記事書いたので、

 

そこで復習できます。⬇︎)

 

kenthashi.hatenablog.com

 

 

 

なんか説明長すぎて、

 

よくわからなくなってきたけど、

 

例文見ながら慣れていきましょう〜

 

 

 

 

例文!

 

 

ex)

・(私は)彼が働く会社知っています。

*çalış-mak(働く) şirket(会社) bil-mek(知る)

 

 

➡︎Onun çalıştığı şirketi biliyorum.

 

 

 

 

(まずは、

 

「彼」の「O」に「所有格」の「-nun」が付いて、

 

「Onun」になっていますね)

 

 

 

(動詞の語幹「çalış-」は

 

「無声子音」で終わっているので、

 

 

「-tık」が付いて、「形動詞」になります。

 

 

で、

 

 

形動詞の「çalıştık」に、

 

「所属人称接尾辞」が付きます。

 

 

意味上の主語が「三人称」なので、

 

「所属人称接尾辞」は「-i」が付きます。

 

 

さらに注意すべき点は、

 

 

形動詞の

 

 

「-dik/-dük/-dık/-duk」

 

「-tik/-tük/-tık/-tuk」ともに

 

 

無声子音「k」で終わっています。

 

 

この「k」に「母音」が付くと、

 

 

「k」→「ğ」子音が変更されます!

 

 

ちなみにこの「ğ」は、発音されない音でしたね。

 

 

 

で、

 

 

「çalış-」+「-tık」+「-ı」

 

 

「çalıştığı」が形動詞になります。

 

 

長かったねー。笑)

 

 

 

 

・(あなたは)私が買った見たいですか?

al-mak(買う) araba(車) gör-mek(見る)

 

 

➡︎Benim aldığım araba görmek istiyor musun?

 

 

 

(「私」が意味上の主語だから、

 

「Ben」に「-im」が付いて、

 

「Benim」になります。(例外的だったね)。) 

 

 

 

(「al-」に「-dık」が付いて、「形動詞」。

 

「aldık-」に、

 

 

「一人称・単数」の「所属人称接尾辞」である

 

「-ım」が付いて、

 

 

「aldığım」になります!))

 

 

 

 

 ・(私は)あなたがくれた無くしたようだ。

*ver-mek(与える) kitap(本) kaybet-mek(無くす)

 

 

➡︎Senin bana verdiğin kitabı kaybetmişim.

 

 

(「ben」に「方向格」を付けると、

 

例外的に「bana」になるんだったね。)

 

 

 

 

あなたたちが理解していない問題はどれですか?

*anla-mak(理解する)  problem(問題) hangisi(どれ)

 

 

➡︎Sizin anlamadığınız problem hangisidir?

 

 

 

(「anla-」に、

 

 

「-ma」が付いて、「否定語幹」になり、

 

「-dık」「-ınız」が付いて、

 

 

「anlamadığınız」です。

 

 

このように、

 

今回の「形動詞」も、

 

色々な語幹から作ることができます。)

 

 

 

疑問詞「hangisi」を使った疑問文だから、

 

「疑問の付属語」は使わないよー)

 

 

 

 

、、、

 

 

もう十分だな。。

 

 

これまでの文法のルールを押さえておけば、

 

これからもなんとかなりそう、、、!

 

 

 

以上っ!