【目次】
付属語シリーズが続きます〜
断定の付属語の意味は?
まず、
「断定の付属語」には大きく分けて
2つの意味があります。
①フォーマルなスタイルでの
「話し言葉」や「書き言葉」で使われる。
主語が三人称の場合のみ。
(「三人称」は「一人称・二人称」以外のことを指してます。
なので「もの」とかも三人称に含まれてます。)
「〜です/〜である」
って意味。
②カジュアルなスタイルでの
「話し言葉」で使われる。
主語がどの場合でもオッケー。
「〜でしょう/〜に違いない」
って意味。
この「断定の付属語」って
文体によって意味が変わるみたいだから、
この訳を当てはめればいい!って感じではなく、
その文を断定してたり、強調している
ってイメージで覚えればいいのかなー
、、、
例文見ながら考えようか。。
表は?
はい、これです。
◆断定の付属語
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e,i
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ö,ü
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a,ı
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o,u
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-母音
-有声子音
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-dir
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-dür
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-dır
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-dur
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-無声子音
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-tir
|
-tür
|
-tır
|
-tur
|
(基本的に)文の最後の単語に
「-dir/dür/-dır/-dur」を付ける!
そして、
文の最後の単語が「無声子音」で終わっていたら、
「-tir/-tür/-tır/-tur 」を付ける!
って感じ!
「無声子音」のあとは
「d」から「t」に子音が変わるんだね!!
これも定番になってきたかな??
あと、
「断定の付属語」は、
主語 + 述語 という文の中での
述語に付きます。
だから、
動詞でも名詞でも形容詞でもなんでも
最後の単語に付く。
多分ね。笑
主語が「一人称」「二人称」のとき
主語が「一人称」「二人称」のときは、
「断定の付属語」の後ろには何も付かないです。
あくまでも、
「現在進行形」、「義務形」でもどんな形でも
「人称」を表す「付属語」だったり
「接尾辞」を付けてから、
最後に
「断定の付属語」を付けてくださいねー
本当の文末ですね。
例文みればなんのことかわかるはずっ
例文です
ex)
・外でお酒を飲むことは禁止です。
*dışarı(外) alkol(お酒) iç-mek(飲む) yasak(禁止)
➡︎Dışarıda alkol içmek yasaktır.
①のフォーマルな固い感じの表現だね。
不特定多数の人に向けて発せられている。と想像。
(「飲むこと」は「içmek」なんだけど、
動詞の語幹に「-mek/-mak」を付けると
「〜すること」っていう表現になるっぽい。
今後いつかやりましょう。)
・アンカラは、トルコの首都です。
*Ankara(アンカラ) Türkiye(トルコ) başkent(首都)
➡︎Ankara, Türkiye'nin başkentidir.
これもフォーマルな文で①の意味。
(固有名詞と固有名詞の間には
「,」(カンマ)を挟むみたい。)
(「トルコの首都」→「Türkiye'nin başkenti」
は「AのB」の形だよー)
・(君も)日本へ行ったことがあるでしょう(に違いない)。
*Japonya(日本) git-mek(行く)
➡︎Japonya'ya gitmişsindir.
②のカジュアルなスタイルの話し言葉だね。
話し相手に対して、
「あなたは過去に日本に行ったことがある」
ということを
「断定」しているニュアンスが
ちょっと伝わるかな?!
・今、彼は家にいるに違いない(でしょう)。
*şimdi(今) ev(家)
➡︎Şimdi o evdedir.
(「evde」は「位置格」の「de」が付いてるよー)
こんな感じ!
なんとなく「断定の付属語」が使われる表現が
わかってきたかな?
とりあえず
「断定」を表現できる付属語があるってことを
記憶の片隅に入れとけばオッケーですね。
おまけ
「断定の付属語」
「-dir/dür/-dır/-dur」は
「期間」を表す語句にも付けられることがあるみたい。
ex)
・私は三日間、食べていない。
*üç(3) gün(日) ye-mek(食べる)
➡︎Üç gündür yemiyorum.
まあこれは
「-dür」がなくても意味は通じそうだけど。笑
一応、こういう表現もあるってことだけ
覚えておこうー
なかなかハードだった、、!
以上っ!