【目次】
「ki」シリーズ続きます!
「所有格+ki」(〜のもの)
「あなたの靴は新しくて、私のものは古い」
「彼のカバンは私のものよりも大きい」
のように
「〜のもの」という
単独で名詞の働きをする表現をする場合には
「所有格+ki」が使われます。
所有格についてはこちら⬇︎
表はこれ⬇︎
◆所有の格助詞
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e,i,
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ö,ü
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a,ı
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o,u
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-母音
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-nin
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-nün
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-nın
|
-nun
|
-子音
|
-in
|
-ün
|
-ın
|
-un
|
例外的に
「ben」➡︎「benim」(私の)
「biz」➡︎「bizim」(私たちの)
だったね。
あと、
「ki」は「母音調和」しないから
何についても「ki」のまま!
例文いきまーす
ex)
・あなたの靴は新しくて、私のものは古い。
*ayakkabı(靴) yeni(新しい) eski(古い)
➡︎Senin ayakkabın yeni, benimki eski.
細かく見ていきましょうー
まず、文の前半の
「AのB」は
「A」➡︎「Senin」(所有格の「in」が付く)
「B」➡︎「ayakkabın」(所属人称接尾辞の「n」が付く)
でオッケー?
で、
文の後半では
「AのB」の形じゃなくて
「benimki」だけ。
これは
「benim」(所有格の「im」が付く)
に
「-ki」が付いて
「私のもの」ていう名詞を表しているね。
「私の靴」っていう意味だけど、
「靴」は繰り返して言わなくても通じるから、
省略されてるんだね。
なんとなくいけたかな?
・彼のカバンは私のものよりも大きい
*çanta(カバン) büyük(大きい) daha(もっと)
➡︎Onun çantası benimkinden daha büyük.
比較の文だねー。
最初の「AのB」は、
「A」➡︎「Onun」(所有格の「nun」が付く)
「B」➡︎「çantası」(所属の接尾辞の「sı」が付く)
で、
「benimkinden」は、
「benim」(所有格の「im」が付く)
に
「-ki」が付いて、「私のもの」になったね。
そこに
「den」(起点の格助詞)が付く。
これで「私のものより」が完成。
と思うのですが、もう一点。
「-ki」のあとに
起点や対象とかの格助詞が付くときは
間に「n」を挟むルールとなっています。
なぜかは知りません。
なので、間に「n」を挟んで、
「benimkinden」の完成です。
ややこしい?笑
あと、比較の文に
「daha」っていう単語がよく出てくるという印象。
とりあえず、
「所有格」のついた名詞に「ki」を付けると
「〜のもの」っていう表現ができるってことだけ
覚えておこうー
時を表す「ki」「kü」
これで「ki」シリーズはラストです!
「明日の授業」
「今日の試合」
のように
「時」を表す文でも
「〜の」は使われますよね。
こういう場合は、
「所有」を表す「AのB」は使えません。
シンプルに
「時」を表す単語に
「-ki」を付けるだけです。
ex)
・明日の試合はどこですか?
*yarın(明日) maç(試合) nere(どこ)
➡︎Yarınki maç nerede?
「Yarın」に「-ki」を付けて、
「明日の〜」という表現ができます。
簡単便利ですね。
しかし、
例外として、
「-gün」(日) 「dün」(昨日)には
「-kü」が付きます。
なんか「母音調和」されちゃってますね。
例外として覚えます。。
ex)
・(私は)今日の授業に行く予定です。
*bugün(今日) ders(授業) git-mek(行く)
➡︎Bugünkü derse gideceğim.
・昨日の映画は面白かった。
*dün(昨日) film(映画)ilginç(面白い)
➡︎Dünkü film ilginçti.
(「ilginçti」の「-ti」は
文を過去にする付属語ですが、
今後出てきますのでとりあえず飛ばしましょー)
こんな感じ!
「ki」って結構便利な表現だね
以上っ!