【目次】
動詞シリーズ続きます〜
命令形(〜しろ/〜してください)
「ここに来い」
「話を聞け」
「ここでお待ちください」
のように
人に対する「命令」を表すときには
「命令形」が使われます。
語調や言い方により、
「強制的な命令」にも「お願いの命令」にも使えます。
ここで注意したい点は、
「命令形」は
主語が
「二人称」のときだけ使われます。
(あなたは)〜しろ/してください。
(あなたたちは)〜しろ/してください。
って感じです。
前回やった「提案形」と同じように
「人称の付属語」も「人称接尾辞」も付きませんよ〜
表を見ましょう〜
◆命令形
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e,i,
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ö,ü
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a,ı
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o,u
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単数
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-語幹
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-語幹
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-語幹
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-語幹
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複数
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-(y)in
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-(y)ün
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-(y)ın
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-(y)un
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主語が「単数」のときは、
「動詞の語幹そのまま」です!
いいですね〜新鮮ですね
トルコ語の動詞は「-mek/-mak」で終わっているので、
その「-mek/-mak」を取り除いたものが
動詞の語幹なんでしたね。
そして、
主語が「複数」のときは、
動詞の語幹に
「-in/-ün/-ın/-un」を付ける!
動詞の語幹が「母音」で終わっていたら、
間に「y」を挟みます。
もはや定番ですね〜
例文です!
ex)
・(あなたは)ここに来い(来てください)。
*bura(ここ) gel-mek(来る)
➡︎Buraya gel.
「gelmek」の語幹は
「-mek」を取り除いた「gel」
簡単ですね!
・(あなたたちは)話を聞け(聞いてください)。
*konuşma(話) duymak(聞く)
➡︎Konuşma duyun.
・あそこに行け(行ってください)。
*ora(そこ/あそこ) git-mek(行く)
➡︎Oraya gidin.
(「git-mek」の「t」は「d」に変化して
「gidin」となります。)
こんな感じかな!
シンプルだからだいじょうぶだよね??
一緒に使う言葉
二人称の人称代名詞の
「Sen」「Siz」を
省略しないで、
そのまま文頭に置くこともあります。
相手の呼びかけとして、
命令形と一緒に使います。
ex)
・あなたは来い(来てください)。
➡︎Sen gel.
・あなたたちは来い(来てください)。
➡︎Siz gelin.
まあ、
省略しないパターンはわかるよね!
、、、
また、
相手に動作を勧めたり、頼む場合には
「buyurun」(どうぞ)
「lütfen」(どうか)
といった単語を
命令形と一緒に使うこともあります。
ex)
・どうぞ、座ってください。
*otur-mak(座る)
➡︎Buyurun, oturun.
・どうか、座ってください。
➡︎Lütfen oturun.
知ってたら便利な表現だね!!
今回はこんなもんかなー
以上っ!