【目次】
複合名詞
「ウェブサイト」
「大学生」
「冷蔵庫」
のように
「2つの名詞を組み合わせて
1つの名詞を作る」
そういう名詞って多いですよね?
「ウェブ」+「サイト」=「ウェブサイト」
「大学」+「学生」=「大学生」
「氷」+「タンス」=「冷蔵庫」
(「冷蔵庫」の発想力すごい、、、!)
こんな感じです。
こういう名詞を
「複合名詞」と呼びます。
そこで、
「名詞A」+「名詞B」=「名詞AB」
ができるとします。
トルコ語では、
「B」に「所属の接尾辞」を
付けるルールがあります。
ちょっと前にやりましたね〜
この表です⬇︎
◆所属の接尾辞
|
e,i,
|
ö,ü
|
a,ı
|
o,u
|
-母音
|
-si
|
-sü
|
-sı
|
-su
|
-子音
|
-i
|
-ü
|
-ı
|
-u
|
「B」の名詞が「母音」で終わるのか、
「子音」で終わるのか、チェックして、
「母音調和」すればオッケーですね。
例文見た方がわかりやすいです。
例文〜
ex)
・(私は)ウェブサイトを読んだ。
*oku-mak(読む)
➡︎Web sitesi okudum.
*
「web」+「site」で
「site」は「母音」の「e」で終わっているから
「si」が付きます。
*
・(あなたは)大学生ですか?
*üniversite(大学) öğrenci(学生)
➡︎Üniversite öğrencisi misin?
*
「üniversite」+「öğrenci」で
「öğrenci」は「母音」の「i」で終わっているから、
「si」が付きます。
*
・(私は)天気予報を見なかった。
*hava(天気)durum(状況・調子) gör-mek(見る)
➡︎Hava durumu görmedim.
*
「hava」+「durum」で
「durum」は「子音」で終わっていて、
最後の母音「u」に母音調和して、
「u」が付く。
*
・私は冷蔵庫を買った。
*buz(氷) dolap(タンス) al-mak(買う)
➡︎Buzdolabı aldım.
*
「buz」+「dolap」で
「dolap」は「子音」の「p」で終わっていて、
最後の母音は「a」だから、
「ı」を付ける。
このとき、
「dolap」の無声子音「p」➡︎ 有声子音「b」に
変化する。注意です。
*
こんな感じ!
複合名詞+所有の接尾辞は?
「彼のウェブサイト」
「私の冷蔵庫」
のように、
「AのB」という「所有」を表す文で、
「B」に「所有の接尾辞」が付くことは
前回やりましたが、
この「B」が「複合名詞」の場合はどうなるのか。
例を見てみましょう〜
ex)
①(私は)ウェブサイトを読んだ。
➡︎Web sitesi okudum.
②(私は)彼のウェブサイトを読んだ。
➡︎Onun web sitesi okudum.
③(私は)あなたのウェブサイトを読んだ。
➡︎Sizin web siteniz okudum.
、、、
上2つの例文は一緒だ!!
しかし、
「AのB」という文で
「B」に「所属人称接尾辞」を付けるときには、
もともと複合名詞に付いていた
「所属の接尾辞」は取り除かれます。
つまり、
「A」が一人称・二人称のとき、
「B」の名詞に付くのは
「所属人称接尾辞」が
優先されるってことです。
①web sitesi ➡︎ ③ web siteniz
「si」が取り除かれて、「niz」が付いてますね。
(③の例文でいうと、
「AのB」の
「A」が「Sizin」で
「B」が「web siteniz」になりますよー)
ちょっと複雑になってきましたねー
、、、
まあ、
全部を今すぐに理解する必要は全くないから、
今後例文とかで出てきたら
そんなことやったなーって
思い出すぐらいでオッケーですね。
以上っ!